刺激を求めて(!?)

私の数少ない(!)趣味、といえるかどうかはともかく
「興味や関心を持って継続して続けていること」の一つに、英語とフランス語がある。
 
映画や洋楽で聞く「英語」が面白くて、真似してみたり、英語を話す外国人と会話するだけで
それ以上のステップアップを望んでいなかったので、学校英語はいつまでたっても苦手科目だった。
フランス語も同様な状態なので、「趣味は外国語」と言うと、「喋れる人」と誤解されてしまうので
なかなか言いにくい
 
学生時代からずっとそんな調子で、たまに「安い」外国語スクールを見つけたり、
無料お試しレッスン、などを見つけると短期間通ったりしていた。
もちろん、某国営放送のテレビ、ラジオなどの「英語会話」「フランス語会話」もたまに見たり、聞いたり・・・
「趣味」を生かして何かしようなどと思っていればもうちょっと違った展開になっただろうけど・・・
 
結婚してしばらく、出産するまではやはり近くの英会話スクールに通っていたけど
今はそこまでお小遣いも捻出できないので、もっぱら公営放送頼み・・・
しかし!5、6年前から、うちの村の小中学校に英語のアシスタントとしてネイティブの講師が来るようになった。
今まで、アメリカ人やニュージーランド人の「先生」が来ていたので、学校行事に行くたびに
その先生達と「会話」していた。
なんたって無料(!)だもんね、こんな機会逃す手はない、と話しかけていた。
 
「うち、お寺なんだけど見に来ない?」というと、むこうは「おお~!」と言って興味を示してくれた。
「夫はおぼーさんでね」と言うと、「お~!?」・・・
うちがお寺であることで良かった、と思うのはこんな時くらいかな。
お寺の大きな行事があると、外国人講師や、英語をお勉強中の年配のお友達なども招待して、
お夕飯を一緒に食べてもらい、行事のときは私がそばで解説、行事終了後は夫も交えて、質疑応答。
 
2年交替で9月には講師が代わり新しい人がくる。
新しく来る人について、村の広報で紹介されていたプロフィールによると、
大学で「仏教」を専攻、卒業後1年掛けて外国を旅してネパールの寺院で6週間生活してきたとか・・・
 
昨日、娘の体育祭で話す機会があった。
彼は前任者から私のことを聞いて知っていたので話が早い
 
子ども達の学校名物(?)の、オリジナル「ソーラン節」をアレンジしたダンスを見ていたときだったので
ソーラン節について、知ってることを説明すると「それは、アイヌの民謡なの?」と聞かれた。
アイヌの人達の歌では無いと思う、と答えたけど、「アイヌ」を知っている、ということに私が驚くと
「日本について書かれた本の中で読んだ」とのこと。
 
何故大学で仏教を専攻したのか、ネパールの寺での生活ってどんなものだったのか・・・
英会話のレッスンも兼ねていろいろ話せる話題がありそうだ。
 
いつもと違う言語で話すと脳が活性化するんだとか。
言語体系が違うので日本語を話す時とは少し違う(脳の)分野を使っている、らしい。
ほとんど英語を話さない生活の中で
たまに英語を話すと、忘れかけていた記憶の中から単語やら文法を思い出す作業をするので
すごく?頭を使った気になる(笑)
・・・たまにはこんな刺激もなくちゃね。