「土木展」

「土木展」を見てきました。

大きな災害が発生した時などによく聞く「インフラ」という言葉、
(インフラストラクチャー infrastructure)は、もともと「下支えする」「構造」「基盤」などの観念的な用語ですが
私達の生活に必要なライフラインと呼ばれる電気、水道、ガスや
産業の基盤となる道路や鉄道、港湾、通信施設など、今では在ることが当たり前になっていますが、災害など突発的な出来事でその動きが止まったときに初めてその存在の役割の大きさに気が付きます。

華やかなビルや巨大な橋など目に付きやすい建造物もありますが
生活を支える「土木」の仕事は地味ですが、とても重要なものです。

そんな土木の仕事や土木に魅せられた人達のアートなどを
紹介する展覧会、(9/25まで)私にはとても興味深くてついつい足を伸ばして見に行ってきました。

ちなみに「写真を撮っても構いませんが、動画撮影は禁止です」との
ことだったので来場者の殆どがスマホやカメラで写真を撮っていました。

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トンネル掘削機

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これは、えーと、どこかの駅・・・関東に住んでる人なら分かるかも?

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渋谷駅の立体模型
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大きさがよくわかりますね

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「ダム」好きな人による「ダムカレー」
しっかり「堰き止める」ことがポイントなんだとか。

他にも工具類の展示や、
作業現場の音だけで編成された「音楽」と映像は圧巻でした。

子供が見て楽しめるように工夫された展示(アニメーション)や
体験型の展示もあり技術大国日本の将来を担う人材もここで誕生するかも・・・と思わせるほど楽しく、興味深いものでした。

「土木」という言葉は、まさに土と木で造り上げてきた日本の技術ですが、英語ではCivil Enjineering(市民のための技術)と表現します。
私達の生活を根底からしっかり支える技術、携わる人達の努力に改めて感動しました。

娘へのおみやげ
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東京ばな奈と、土木展で買ったショベルスプーン!(^^)
これでダムカレー、食べてみたいわ~