先週末、長崎へ行ってきた。
 
金曜日の夜、新大阪から新幹線で熊本へ。
途中博多で乗り換え、熊本到着は22:30
 
翌日、阿蘇山を見に行く予定だったけど、あいにく天気が悪くて予定変更・・・
時間の制約もあり、「霊巌洞」というところを見て
フェリーで島原(長崎)に渡った。
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島原から、普賢岳を迂回して雲仙へ・・・
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湯煙の雲仙・・・地獄めぐり(怖っ!)
硫黄の匂いを嗅ぎたくて(?)行ってきた。。。
ところどころ湯気が立ち上り、ぼこぼこと熱湯が湧いていたり、この世ならざる世界のよう・・・
昔の人が「地獄」をイメージしたのもなんとなく頷ける
 
雲仙から長崎市内へ。到着したのは夕方・・・その日はあいにくの雨だった。
「出島」に行ってみるとそこは、出島「跡地」で今は商業施設が建っていてイベントをしていた。
夜はタクシーをチャーターして、稲佐山からの夜景を見た。
 
翌朝、早起きしてホテルの「温泉」へ!
朝イチのお風呂って(6時)って誰もいなくて貸し切り状態・・・
朝食を済ませて、一番行きたかった「グラバー邸」へ。
8時開園と同時に入る
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グラバー邸は高台にあり、長崎湾を見渡すことができる
私が行ったときはまだ誰もおらず、一人でゆっくり見ることができた
 
前日の生暖かい天気から一転、肌寒い気候になったため
吹く風は冷たかったけど、港の風景や活気づく街の音などを聴いてとても気持ち良かった
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邸宅内にはサンルームもあった・・・窓から遠く海を眺めることもあったのかな・・・
 
イメージ 6トーマス・グラバーの妻は日本人のツル(大阪出身)
 
ツルは家紋の「蝶々」を袖口などにあしらい
それを見た外国人たちは、彼女のことを
マダム・バタフライ(蝶々さん)と呼んだ
 
プッチーニ作曲で有名なオペラ「蝶々夫人」のモデルとも
言われている
←ツルの居室
 
 
2泊3日(熊本・長崎)のうちほとんど雨か曇りで
最終日にすこし晴れ間があった。お天気はあまり恵まれなかったけど
ずっとずっと行きたかった長崎に行けて良かった
 
それにしても長崎の街は不思議なところだ
 
東洋系、西洋系さまざまな人種が道を行き交い、
殉教者の血が流れ、
革命の志士達が暗躍し、
恒久平和を願う人々の祈りが溢れる…
 
とおいとおい過去ではなく
今も、かすかにその息づかいが聞こえてくるようなそんな感じがした
パラレルワールドのように、この地面の上に何層もの世界が同時に存在しているかのような・・・
 
変な話だけど、一瞬街を歩いていて
ここはどこ、私はだれ?みたいな感じに襲われたこともなんどかあった(大丈夫かな、私?・・・笑)
 
 
また行きたい、ではなく「しばらく住んでみたい」、と思った、不思議な街。。。