「上空から眺めました」?
「ナユミちゃんに会った。」
「いや、会ったというのはちょっと違うな。
顔も覚えてないし何を話したかも覚えてないけど、とにかく会った」
娘がLINEで書き送ってきた。
えー!ナユミちゃん!?
ずいぶん久しぶりだな・・・
3年前に書いた記事↓
『娘には小学生の頃、夢の中だけのお友達がいた。
その女の子の名前、私は覚えてるけど娘はあまり覚えてないみたい。
あんなに、楽しそうに話してたのになぁ。
大きくなっていく中で、いつかその名前の子に出会うこともあるんだろうか?』http://blogs.yahoo.co.jp/emerald_el_dorado/13474759.html
いつか娘の前に「ナユミ」という名前の人が現れるだろうか?
その夢の中だけのお友達が「ナユミちゃん」
娘が小学校低学年の頃はいろいろ不思議な体験が多かった。
直ちに理解できない話も頭ごなしに否定することはせず
「そんなことがあったんだね」と受け止めながらも
子どもらしい(?)ファンタジーの部分もあるかもと思いながら
娘の話を聞いていた。
娘がまだ小学3年生くらいの頃、
テレビの映像を指さして「モン・サン・ミッシェル!」と言った。
「ここ、行ったことある!」
教えたこともないのに「モン・サン・ミッシェル」を知ってるってどういうこと?行ったことある???
私が「ここにはまだ行ったことないよ」と言うと
「空から見たんだよ」と言うのでどういうことかと尋ねると
夢の中で「友だち」と空を「ぴょーん、ぴょーん」と跳んで
「いろんなところへ行ったんだよ、モン・サン・ミッシェルは空から見たの」
(おいおい、大丈夫かウチの子)
「ナユミちゃん」は娘と同じ年齢の女の子。
娘はなぜか夢の中では「カリア」という名前で呼ばれていた。
それ以降もたまにナユミちゃんと遊んだ話をしていたけど
学年が上がるにつれてナユミちゃんの話題が減り
中学生の頃になると学校や部活で疲れるのかあまり夢の話をしなくなり
ついには、3年前の記事のように
「そんなこともあったっけ・・・」とぼんやり思い出すだけに。
ナユミちゃんも「カリア」も私の記憶に残るだけになっていた。
その、ナユミちゃんが数年ぶりに夢の中に出てきたので
娘も私もちょっとびっくりした・・・
いつか娘の前に「ナユミ」という名前の人が現れるだろうか?
その「ナユミちゃん」も夢の中で
娘と一緒にモン・サン・ミッシェルを空から眺めただろうか・・・?
そんなことをつい思ってしまう・・・