なんて鈍感なの・・・

イメージ 1
昨日、深夜の長電話

「彼」と、久しぶりに電話越しに会話した

卒業以来、同窓会で35年ぶりに会った友人から
「昔のあなたはとても壊れやすいガラスのようだった」みたいなことを言われて とても動揺した、と言っていた。

彼とは「あるところ」で知り合い、もう5年のおつきあい。
互いに精神的に辛い時期だったということもあり
話し合ううちに「疑似恋愛」的な雰囲気に。

もっとも、互いに配偶者や子どもがあり
勝手な行動は許されない 
私達は出会った「順番」を呪った

そんな「彼」が、
同窓会で35年の空白を一足飛びに越えて再会した友人、とは
 同じ部活動で部長、副部長という間柄の「女子」

当時、まっすぐで傷つきやすい内面を悟られまいと
必死でクールに過ごしてきた、と自分で思っていた彼だったが
いつもそばにいた「副部長」にはそのナイーブさ、強がってる心の弱さもすべて 見抜かれていたと初めて知って(そんなことを言われたらしい)、まさに「驚愕」した、と 語った。
 
何故それがそんなに驚くことなのか、
私にはよくわからなかったが
その「告白」の中に自分への好意を感じたからなのだろう

何故、あの時言ってくれなかったのか・・・
好意を持って自分を見ていてくれたなら
何故そう言ってくれなかったのか・・・


複雑な生い立ちや、卒業後の苦労の人生も、
ひょっとして、彼女が「告白」してくれてたらその後の苦難は
なかったかもしれない、
「ま、今更、だけどね」


あのさー、それを私に言う~?
と思いながらも聞いてる自分って何なんだ?
「うん、うん、そっか~それは大変だったね・・・」
 
・・・私あなたの話しを聞いていて涙出そうよ、と
途中で言ってみた。
 
 
「えっ?なんで?」
この、鈍感さ・・・
まさにコレじゃん・・・
 
あなたが女心に鈍感ってことがよーくわかったわ、と言うと
狼狽していた
 
そんなことを話してくれてるってことは
それだけ私のこと、キライではないってことだよね
と、善意に解釈して・・・
 
そうだった、いつか言ってくれたよね
「永く「恋心」を抑えて いたわり合っていけたら良いですね」

私達、老後までずっとお友達だもんね・・・