真夜中の「投球」
明日の用意などを終えたときは日付が変わっていた
シャワーで汗を流し、さっぱりして床につき、あっという間に眠りの世界に落ちていたはずなのに
なぜか目が覚めてしまった
夢を見ていたたせいなのか・・・さっきまで見ていた?情景を思い出そうとして
眠れなくなってしまった
半分寝ぼけているせいか、いろいろなことを中途半端に思い出し
うとうとしては目覚める、を繰り返していくうちに
いや~な出来事を思い出してしまった
ああ、マズイ・・・
夜は考え事しちゃいけないのに・・・(ネガティブになるから)
考えな~い!・・そう思ったものの
ますますそれが強化され、思い出してイヤな気持ちになる、寝付けない、思い出す、目がさえる・・・の
負のループ。。。。
明日早起きしなきゃいけないのに(お弁当作り)・・・
ふと・・・以前読んだ本に書いてあった方法を思い出した
「イヤなこと、つらいことを思い出した時は」というもの
うろ覚えだけど
自分の中のネガティブな気持ちを、胸の中から出して手の中に入れて閉じ込めている・・・のをイメージして
それを・・・・えっと、あれ?そっから先はどうするんだっけ???
要するに、解き放つ、とか放出するとかそういうことだったと思うんだけど
あら~、かんじんなこと忘れてるわやはりお間抜けなワタシ。。。
ここから先は自己流で行こう
手の中に入れた「わるいもの」をおにぎりのように圧縮して、どんどん小さくして(投げやすいように)
野球ボールくらいの大きさにして、うちの目の前の川に放り投げた!(つもり・・・実際に「投球動作」した)
川の神様、ごめんなさい、
不法投棄します・・・
流れる水の力で、どうかこの「わるいもの」を浄化してください
そして海の藻屑となりますように・・・・
端から見たら奇妙だけど
とにかくそれで、一応「イヤイヤ」な感情がすっと抜け、知らない間に眠っていた
実は、この「水に流す」という作業は以前
やはり、ずっとまとわいつく感情にさいなまされていたときの対処方として
ある人に教えてもらい、実際にやってみたところ気分的にかなり楽になった
思い描く、だけでも良いのだろうけど
実際の行動で、悪い感情を「流す」体験は
心理的にかなり効果があるんだな、と身を通して知った
日本人が昔から言う「水に流す」ということは
案外単に比喩的な表現ではなく、こういうことなのかもしれない