パラパラマンガ

昨日見ていたテレビ(Eテレ)で、高校生が作ったパラパラマンガが紹介されていた。
コンテスト?だったらしく、1位の作品は絵柄や、ストーリー性もしっかりしていてその完成度はあまりにも高く
まるで短編のアニメーションを見てるようだった。
 
「すごいね~!」と娘と感心していると
「私も作ったことあるよ」と娘。
 
えっ?そうなの?見せて、というと・・・
 
教科書を持ってきた。
お約束の、教科書のページの隅っこに何やら描かれている
 
ぱらぱらめくると、簡単なヒト型キャラクター同士が戦っていた。
 
「・・・授業聞いてなかったでしょ?」
「ちゃんと聞いてたもん!
 
「でね、他にもあるんだよ~!」と言ってケータイを持ってきて
自作を動画にしたものを見せてくれた。
4つも作っていたけど、絵柄も稚拙で(当たり前か)面白いとは言い難い。
 
テレビで見た作品に触発されたのか
「私もあんな風に作りたい!」
 
「教科書の隅っこに描くのはやめなさい」
テレビで紹介されていたのは、10㎝×15㎝くらいのメモ用紙を使っていた(2冊分で300ページ)
作者も、娘とよく似た感じのメガネの女子高校生だった。
 
今の「こういう世界」(おおざっぱにいうとアニメから派生する色々な分野)はいろいろあるようで
娘は小6の途中から、友人の影響からなのかいわゆる「オタク」(?)っぽい分野に関心を持ち始めて
ラノベとかボーカロイドとかなんだか楽しそうにしている
 
「なんだか良く分かんない、今の子達・・・」
・・・と、いつの世も親世代は言うんだよね
わからなくて当然。
でないと、世の中は変わっていかないもんね。