順応仮説

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何か良いことがあって、すご~く満ち足りた気持ちになった、とします。
その幸福感が続くのは、何日くらいですか?
 
・・・ある調査によると、大体4日くらいだそうです。
その「幸福感」が何によってもたらされていたか、にも拠ると思いますが、
果たして4日は長いか短いか・・・
 
どんなに、超ハッピー!な出来事も、大体4日くらいすると
その「幸福感」もおさまってくる、ということで、そう言う状態のことを「順応仮説」というそうです。
 
これは、経済の発展などにより国民の生活水準が上がった多くの国で、国民の主観的な「幸福感」が持続しないもしくは変化していないという調査結果に基づき、
物質的豊かさ=幸福感であるはず(?)なのに、それが成り立っていない「幸福のパラドックス」の研究から
導き出された一つの「仮説」だそうです。
 
所得が増えても、人々はその増えた水準に慣れてしまうので、長期的には幸福度が上昇しない、
つまり、先に挙げた、どんな幸福感も4日くらいでその状況に慣れてしまうということなんでしょうね。
 
 
あなたは、しあわせですか?
 
私は、時々、ふとしたときに幸せを感じるときがあります。
ある一つのことにおいて、そのことを思うと心が暖かくなります。
山あり谷ありいろいろなことがあっても、それでも今も尚それについては幸せを感じています
ってことは、まだその幸せに慣れていないのでしょうか?既に4日以上経過していますが・・・
4週間、4ヶ月、4年・・・
未だ完全に「しあわせ」じゃないのか、その仮説の「例外」なのか・・・?