コンサルタント、の人

(的確な表現が思いつかないので、思いっきり想像力を働かせてお読み下さい)
 
私の家は、山裾に建てられています。
なので、家の背後からいきなり「山」です。・・・想像出来ますか?
 
家の後ろは、急傾斜地!というとてもコワイところです。
引っ越してきた当時は、草や木が生い茂る自然豊かな所でしたが
近年、野生の猪や鹿などが自分達の庭とばかりに、草や植物の根、畑の作物などを食べ荒らして
毎晩、彼らの動き回る足音や鳴き声が聞こえてきます。
「けもの道」がすっかり整備?され、傾斜地の地肌が露出し、岩や石が転がってきます。
 
災害時の「避難所」に指定されながら、ウチこそが危険地域なんじゃないの!?と思っていると
ある日、測量士さんがやってきて、
「地域の指定避難場所である○○寺さんとこの裏は危険なんじゃないのか、と以前から指摘されていながら
全然調査していなかったことがわかり、役場から緊急で調査するように言われてきました」
・・・忘れられてた、ということだったらしいです。それも10年近くほったらかしにされてたようです。
 
と、いうことで、最近は
測量士さんや土木事務所の人が来て、調査などしています。
(並行して、足場を組んで屋根の修理、という少し大がかりなこともやってるので、賑やかです)
 
 
で、今日、ガタイの大きな人がやって来ました。
名刺には「○○コンサルタンツ」・・・土木の世界で時々聞いたことがあるなぁ・・・コンサルタントってナニ?と
思いながら名刺を受け取りました。
「あっ!ボーリングの方ですか?」(以前、近々ボーリングする、と聞いていたので)
「あ、それはウチじゃなくて・・・」
・・・じゃなくて設計???名刺を見ると「地質調査技士 測量士 一級土木施工管理技師」
一体ナニの人~???
「ちょっと裏の方、見させて下さいね」
「よろしくお願いします」
 
名刺と共に頂いた菓子折を持って
その「コンサルタント」の背中を見送りました。
 
来年春以降、工事が始まるらしい、と内々に聞いています。
騒音やら振動で、生活が変わるかも・・・
昼間、私、ここに居られるかしら?・・・始まってから、考えよう。
とりあえず、「工事現場」を目の当たりにできるなんて、滅多にないチャンスと思えば
興味深い毎日、になるかな?
 
って、面白がってる場合でもないのかな?・・・