内紛VS謀略

「内紛の奈良」VS「謀略の京都」
 
平成57(2045)年に全線開業予定のリニア中央新幹線の新駅(中間駅)をめぐり、古都・奈良で“内乱”が繰り広げられている。さらには京都も介入し、日本を代表する二大古都が互いのメンツをかけてぶつかる構図。中間駅設置が「奈良市付近」とされる奈良県内では、奈良、大和郡山、生駒の3市が参戦。一枚岩になれない奈良側に対し、誘致をあきらめず、10月に議員連盟を発足させた京都勢には強力な援軍が。橋下徹大阪市長だ。橋下氏は、近畿で唯一関西広域連合に加入しない奈良県を引き合いに「いないうちに話をどんどん進めては」と挑発する。30年以上先の未来図をめぐる攻防は…。
 
リニア(中央新幹線)の新駅が奈良に、ということで一部盛り上がってるところもあるけど
実際はまだ、バトル継続中ということだったのか。。。
 
それにしても、空港も新幹線の駅もないのは、三重、奈良、山梨の3県
お出かけするにはたしかに不便・・・
今回のリニア新駅は、是非ともウチに!という奈良ケンミンの「悲願」(?)を
妨害しようとするのが、京都。
 
京都なんて、新幹線もあるし、ほっといても全国、いえ世界中から観光客が来る都市で、大阪からもアクセスが良いのになのになんで今さら・・・?
駅の設置費用が、地元負担からJR東海側の負担に変更された後、と言うのがちょっとセコイわね、京都
 
奈良なんて、大阪・京都観光のついでに「寄る」だけで、観光客がお金を落としてくれない(号泣)
だから、リニア!・・・と意気込む気持ちもわからなくはないけど、それも果たしてどうなのか・・・
 
奈良に新駅を設置してみたところで、ますます便利な「日帰り」観光地となるのでは?
交通インフラ整備で地域が発展するかどうかは、その自治体の努力次第で、奈良県にそんな
ガッツがあるとはとても思えない。・・・おっとりした県民性からもそう思える。
 
そこへ、何故か大阪市長が参戦してより複雑な構図になってきた。
彼が提唱した「関西広域連合」参加を呼びかけたのに唯一参加を拒否したのが奈良県
これまでにも何度か奈良県へのネガティブな発言をしてきたので今回のこともその流れのようだ。
「(関西広域連合に)奈良県がいないうちに、話をどんどん進めていいのでは」と、奈良県への
腹いせのような発言(なんかそれって大人げない・・・
 
と言っても・・・
開通予定は平成57(2045)年・・・30年以上も先のこと!・・・生きてるかな(笑)