浴衣

「おかーさん、あのさ~・・・花火大会、クラスの女子みんなで行こうって言ってるんだけど~
行きたいな~。。。」
 
来月隣の市で、毎年恒例の「納涼花火大会」がある。
 
この辺り一帯では大きな花火大会で、なんどか子供を連れて行ったことがある。
といっても、直接会場に行くのではなく、近くの川べりなどに車を停めて見上げていたのだけど
子ども達にとって花火は二の次三の次・・・
お目当ては、夜店。
 
駄菓子を買ったり、当て物屋でスーパーボールだの、なんだかよくわからないおもちゃだの、
時には「こんなにたくさん・・・どーすんの?」というくらい「金魚」をすくってきたり・・・
 
でも、なぜか夫が人混みが嫌いなのでなかなか夜店には連れていけなかった。
 
それに8月に入ると何かと気忙しく、家を空けるのに抵抗がある夫に
「花火大会・・・」なんて言うのもちょっと憚るほど気を遣っていた。
 
最近は子ども達も大きくなってきたので、時間を決めて待ち合わせして
子ども達だけで、会場に行かせている。私もママ友と一緒に入ってるけど・・・
 
「浴衣、着たいな」
 
「えっ?もう小さいよ、あれ」
小学校3年生の時に着ていた浴衣なので、サイズが合わない。
「それにさ、浴衣って結構高いんだよ、年に数回も着ないのに」
 
と言うと
「あっ、いいよ、買わなくても。あれば着たいな、と思っただけだから」
 
 
そう言われて以来、なんとなく気になり、ジャスコなどに行ったときに
浴衣売り場をちょっと覗いてみたりして・・・
浴衣と帯のセットで約5000~7000円くらい。それに小物をプラスすると結構いいお値段・・・
年に1,2回しか着ない浴衣を買うのもなぁ・・・
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こんな感じ(画像はベルメゾン
でも、売り場に並ぶ色とりどりの浴衣を見てると
着せてあげたいな、とも思う。。。
 
高校生の家庭科の授業で「浴衣を縫う」実習があった。
紺地にアサガオアジサイだったか花柄で・・・だいぶ難儀した。
もとから、超不器用な私なので、毎回家に持ち帰って、母に教わりながらなんとか仕上げた記憶が・・・
 
 
当時は「浴衣なんか着ないのに~」と半泣きで縫ってたけど
今なら、娘のために縫ってあげようかな、と無謀なことを思ったりして・・・
 
あ、ダメダメ!絶対、また母か義母に泣きついてるわ(笑)
いっそのこと「かわいい孫のために縫ってみませんか?」とけしかけてみようかしらん・・・
 
 
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私はこんなかんじの、和風モダンっぽい柄が好き。
でも、もう何年も浴衣、着てないなぁ。。。