二酸化炭素

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先日、買ったカフェインレスコーヒー(スタバ)がそろそろなくなりそうなので、
外出先のTully'sで買ってみた
 
 スタバのカフェインレス「コモドドラゴン」は、エスプレッソ用?と思うほど極細挽きで、
うっかりすると濃い目になってしまうので、その都度お湯を足したりして作るのがちょっと面倒・・・
カウンターでディカフェを作ってもらうときも、「私にはちょっと濃いめなので、お湯で薄めて下さい」と頼むと
そのようにしてくれた。コーヒーとお湯の割合を6:4くらいでちょうど良かったかな。
ミルク、お砂糖無しなので、あまり濃いと飲めない。。。
 
タリーズのディカフェ(カフェインレス)は、豆の状態で販売していたので
普通のドリップタイプで挽いてもらった。
 
 
ちなみにカフェインレスコーヒーは、健康上の理由でカフェインを敬遠したい人々の需要があり
世界のコーヒー市場の約10%を占めているのだとか・・・
やはり私のように、「それでも飲みたい」人は相当数存在するようだ・・・
カフェイン中毒というかカフェイン依存傾向、なのね
 
 
カフェインレスコーヒーの作り方は、(カフェインの除去)大別して3通りあり
1薬剤でカフェインを抜く方法
2水でカフェインを抜く方法
二酸化炭素でカフェインを抜く方法
 
1の薬剤でのカフェイン除去では、日本ではその安全性から販売そのものが禁止されているらしい。
2水抽出、カフェイン以外のコーヒー生豆の成分が溶けた水にコーヒー生豆を漬けて・・・なんだかややこしくてよくわからないけど、要するにカフェインレスにはなっているけど風味の点ではかなり???
3・・・なので、最近では二酸化炭素が一般的
 
二酸化炭素は水よりも低い温度・気圧(31℃、72.8気圧)で気体とも液体ともつかない「超臨界状態」になる。
コーヒー生豆を二酸化炭素と一緒に入れ、超臨界状態にして、カフェインが溶け出すポイントになると
カフェインだけ抽出することになり、その後元の気圧・温度に戻すと
カフェインレスの生豆が残る(二酸化炭素は気体化)
 
この方法がいまのところ一番安全でちゃんとしたメーカーはこの方法を採用している(らしい)
 
 
・・・以前と比べてカフェインレスがそんなに思ったほど美味しくないこともないな、と
思えたのはそういうことだったのね、と納得した。
 
理系全般が不得意の私が「二酸化炭素」なんて言葉を
使うことなどほとんど無いので、なんだかすごくお勉強した気分
 
 
そろそろコーヒーを飲みたくなりました。。。