恋の季節というよりも婚活!?
この何日か気になることがある
玄関を出て、よく見かけるようになった光景
電線の上に1羽の鳥が留まっている。
チチチ・・・と高らかに歌っていたり、ときには虫をくわえたまま鳴いている。
用心深い野生の小鳥たちは、普段電線に留まっていても私達人間の姿を見つけると飛んでいってしまうのに
その鳥は・・・よく見ると(少なくとも種類としては)同じ鳥なので
ずいぶん「人(ひと)慣れし」てるなぁ、と思ってみていたけれど・・・
この何日かずっと大体同じ所にいて、時に虫をくわえていても自分で食べるわけでもなさそうなので
不思議に思っていた。これっていわゆる「鯉の季節」もとい、「恋の季節」なんだわ。。。
連日見かけてすっかり親近感を持っていた私は、その鳥に「サミー」と勝手に命名。
先日も、サミーが同じように口に虫をくわえたまま、歌っていると・・・
いつの間にかもう1羽・・・
口にくわえた虫(エサ)を、誰かにプレゼントしたいのかなと思っていたら、
やはり、というか、やっとチャンス到来!
「美声」と、シャープなルックス、おまけに「プレゼント」まで用意して
サミーの「婚活」はどうなるのか!?
たまに、サミーの歌声に弾かれて女子(多分)がやってくる
同じ電線の上に留まり、その距離を縮めたり・・・拡げたり・・・
女子は、同じ電線に留まりながら、気のない素振りで羽繕いをしたり、たまに鳴いたりして
サミーの出方をうかがってるようにも見える。
「プレゼント(エサ)目当てなのかしら?それだけもらって逃げるようなコだったらどーするの、サミー!?」
どちらかが近寄るとどちらかが離れる・・・鳥さんたちの駆け引きはひじょーにびみょー
少しずつ距離が縮まり、女子のほうから近寄る気配が・・・と思った瞬間
サミーったら何が気に入らないのかそこから飛び立ってしまった
「バカ~!せっかくのチャンスだったのに~!」と、勝手に親心?で悔しがる私・・・
毎日、同じ所で歌ったりプレゼントを口にしてるその姿が功を奏しているのか
サミーのもとに、時々女子(多分)がやってくる。同じ女子かどうか知る術もないけど
・・・サミー、あまり選り好みしてると誰も来なくなっちゃうよ~
ちなみに、この鳥は「キセキレイ」だと思います
「サミー」は「カケスのサミー」から名前を拝借。ピンときたあなたは多分同世代(笑)