in the forest
「我が家」の真後ろは傾斜地になっている
標高はどれくらいなのか知らないけど、山の麓にあるお寺、が私の住まい。
私は田舎の生活にとけ込めず・・・というかそういう生活に馴染みたくなかったので
子ども達が竹の子やワラビ採りに行きたがると義母にお願いして
連れて行ってもらっていた
そんな私だけど、少し前から「勇気を出して」?行ってみた
行ってみると案外、どうってこともなく・・・
なんでこんなことに「抵抗」していたんだろう?と思った。
山菜採りルートは、お寺の西側から上っていくけど
東側には行ったことがなかった
西側は、歴代住職のお墓や地域の人達のお墓もあったりするので
それなりに整備?されているが
東側は雑木林が生い茂り、その奥にちょっとした水の流れがある。
大雨の時はその水の流れがうるさいくらいだ。
近くで見ても奥がはっきり見えず
うっそうとした、まるで「森」のようになっていて
鹿や猪、猿などが走り回っている。それらの野生動物を追って、猟犬が走っていたりして
迂闊に入ることは怖くてできない・・・
そこにまだ行ったことがない、と言うと娘が
「連れていってあげる!」
何が面白いのか、「ビビリ」の母親を案内するのが楽しいらしい。
以前、仲良しのゆっちゃんと行ったことがあるから、私の方が知っている!プチ自慢された。
ここ何年かの大雨で、崖が崩れていた。
昨日は、山水も申しわけ程度しか流れていなかった
森の中で、上を見上げると高い木々の梢や葉の間から曇り空が見えた
「パワースポットみたいでしょ?」と娘がドヤ顔で言う・・・
なんとかの滝、なんて名前がついたら、それっぽく見えそうだ。
ちょっと空気が違って感じられたのは、気のせい、ということにして・・
面白い場所に驚いたけど、
20年住んでいて、やっと訪れた自分にもある意味驚いてしまう・・・