「ただいま!」

唐突に思い出した。
 
先日、夫は修学旅行の引率で家を空けた。
 
 
特急電車の中で「駅弁」ならぬ持参のお弁当を食べるから、ということで
 
腕によりをかけた・・・ということもない「ふつー」のお弁当を持たせ、
 
いつものように「行ってきます」と言って出て行った。
 
 
午後、娘が学校から帰ってきて、おやつを食べさせたりして
 
「今日はお父さんいないし・・・」とお夕飯も手抜きでいっか、などと考え、
 
ついお気楽な気持ちでいると
 
「ただいま!」
 
えっ?帰ってきた!?なんで??まだ(旅行先に)着いてない、というかまだ電車内、というか・・・
 
・・・なんで帰ってきたの???
 
 
と思いながらいそいで玄関に行ってみるとだれも来た形跡がない。
 
確かに、夫の声で「ただいま」を聞いたハズなんだけど~・・・
 
 
娘はその声を聞いていないというので空耳、だと思うけど
 
空耳にしてはかなり「完全」に夫の声を再現したもんだ、とある意味、自分に感心した(笑)
 
でも、ちょっと心配になったので無事に帰ってきたときはちょっとホッとした。
 
もー!人騒がせやなあ!と言うと「?」の顔をしていた。(当然)
 
 
いろいろ不思議な事があって、書き留めてみるとおもしろい、かな。
 
 
買い物に行ってる途中頭痛がしてきて、自宅の駐車場に車を停めて、
 
荷物を持ってもらうために家の中にいる娘にきてもらった。
 
ちょっとしんどいから、少しだけ寝かせてね、と言って車の中でシートを倒して
 
15分ほど休んだ。その間、娘は私のケータイをいじって遊んでいた。
 
私が起きて、「帰ろうか」と言うと
 
「おかーさんが寝てる間に、バックミラーに白いのが通り過ぎた。」
 
 
そうなのだ。
 
ウチの駐車場って、多分何かの通り道なのかも。
 
ここで不思議なことが結構あった。
 
娘は、ここで「もうひとりの私」に出会ってるし・・・
 
車の中で仮眠していると(別な意味でアブナイ?)・・・耳元に息づかいが、とか・・・
 
 
お寺だから、何があっても不思議じゃない、と思えば不思議じゃない。
 
 
そういえば、息子も(小学生の頃)よくひとりで裏山に行って、「飛んでるしろいもの」を見た、と言っていた。
 
しろいもの・・・
 
面白いでしょ?