お水の話

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・・・斯くして、ストレスの塊だった夫は、気分転換で一人で京都へ・・・
 
気分転換と言いながらも、結局はお寺で使う物などを見て回ってきたとか。
 
学生時代、よく行った喫茶店がもう無かったとかそんなこんな話を聞いていると・・・
 
 
中国の輸入雑貨のお店に立ち寄った時のこと・・・
 
昔はそこそこ賑わってたお店だったのが、規模が小さくなりお客も夫だけ・・・
 
店番のおばあさん(?)と他愛もない会話をしていると
 
茉莉花茶」を見つけた夫が
 
「ウチの家内が沖縄(出身)で、向こうでは日常的にこのジャスミン茶を飲むらしいですな」と言うと
 
おばあさんが言うには、
 
沖縄で飲むジャスミンティーとここで飲むのとでは味が違う。それは水が違うからだ、と
 
教えてくれたとか。
 
 
確かに、同じお茶なのに実家で飲んだ時と、こっちで淹れたときとでは違う・・・
 
あまり美味しいとは思えないというか、妙に渋みが強いような気はしていたけど
 
それってお水のせいだったのか~!!めからウロコ、だった。。。
 
 
昔から、沖縄の水は本土の水に比べて「硬い」と聞いたことがあった。
(沖縄は珊瑚礁で出来た(隆起)島なので、島中にカルシウムやマグネシウムが存在する。)
 
水が硬い、の意味がわからなかったが、こちらに来て温泉などに行っていつまでも
 
せっけんのぬるぬる感が残っていて気持ちワルイ、と感じたことがあった。
 
それが水の違い(軟水・硬水)」を感じた最初の経験だった。
 
 
・・ということで、今度ミネラルウォーター(硬水)で、ジャスミン茶を淹れてみよう。。。
 
 
画像は夫の京都土産(?)
 
自分用に「墨」、私用にタオルハンカチ(蝶々柄、がポイント)、娘用に「焙じ茶」(笑)・・・それも「かりがね」だもんね。きっといい値段だったんだろうな~。
 
 
ちなみに・・・
「日本の全表土の1/3(平地の大部分)は火成岩土壌でできていますので、カルシウムが少なく水はほとんどが軟水となります。沖縄本島は、中・南部の地域が石灰岩層から形成されていますので、その地域の井戸水や地下水は硬水になり、硬度が高くなっています」