娘の彼氏の親と話す

娘の「彼氏」の母親と電話で話した。

なんて言うと何か抜き差しならぬ何かがあったのか、と思われそうだけど
話題は「仏事の相談」。
(ちなみに、彼氏のお母様とは会ったことも話したこともない。)

彼氏のお身内の方が亡くなった、と聞いたのが1日(改元の日)、
今日、無事に葬儀を終えて後、親族で今後のことを相談してるときに
四十九日までのお逮夜(七日ごとの供養)のことで問題が起きた。
どこにも相談出来る人がいなくて困っていると
彼氏が「実家が寺、という子(娘)がいるので聞いてみる」ということで
娘に問い合わせメールが来たけれど
もちろん娘がそんなことに答えられるはずがなく、私に聞いてきた。

仏事・法事は宗派や地域、あるいは住職の考え方もあるので
即答できるものではない。
だからといって「わかりません」と何も言わないのもどうかと思うし、
問い合わせの内容自体、本来、他所に聞くよりも菩提寺に相談したら済むこと・・・
聞きにくいからこちらに話が来たのだと思うけど・・・遠慮せずに困ってることは困ってるということをそのまま話してくれると対応のしようがあるので
まずは相談してみたらどうでしょうか、と、ある意味至極一般的なことだけど
お寺側から言えることとして丁寧に伝えるくらいしか
こちらから言えることはない。
娘に話して娘がそれをメールで伝えるよりも私が直接彼氏に話すことにした。
話すのは良いのだけど、彼氏が私から聞いた事をどっちみち親や親族に伝えるのであれば、親か今後法事を担当する人と話した方が早い、ということで
彼氏のお母様と話すことになった。

相談の詳細は記さないが、
まさか、こんな形で、娘の彼氏の母親と話すことになるとは思ってもいなかったので
互いに「いつも○○がお世話になってます」と言い合った後
「娘からお聞きしております法事の件ですが・・・」と話し出すと
完全に「寺奥モード」、話している間はあまり違和感は無かった。

あとで気づいたけど、
「御○○さま(身内)がお亡くなりとのこと、ご愁傷様でした」とか
「お悔やみ申し上げます」などと言うべきだったーーー!!!

あ~・・・やはりだいぶ緊張してたんだな、私。。。