あ～、もったいない！

先日、久しぶりに京都に行ってきた。

この風景、分かる人には分かる、かな？

目の前に、改修中の南座が見える。

ほとんど同じ目線で見えているということは

同じような高さの位置にいるということ・・・

そう、私がいたのは四条大橋西側にある東華菜館

風格のある洋風の佇まいながら中華レストラン、というミスマッチな感じがオシャレ

家人のいつもの思いつきで京都にいくことになり

いつものように京都市役所近くの地下駐車場に車を置いて、河原町界隈をぶらぶら歩き、学生時代から気になっていたけど敷居が高そうで敬遠していたあこがれ？のお店に入った。

上のテラス席が空いておりますとのことだったので

天気も良かったし見晴らしが期待出来そうということで案内されるまま5階へ。

そこから見た風景・・・

目の前に南座が見え、少し先に「大文字焼き」の「大」の文字（の半分）が見えた。

夜はこんな感じ（夏）

何も知らないまま入店してしまったけど、後で調べると（この記事を書くために）

なんと、かのヴォーリズによる建築だった！！

外装も内装もとても品の良いクラシカルな雰囲気で、元々はフレンチのお店だったのかしらなどと思っていたら、大正15年開業の西洋料理店で戦後中華料理店になった、とのこと。

エレベータが特に素敵！！

それもそのはず、日本最古のエレベータ(1924年製）だそうで、古い映画に出てくるエレベータそのものでした。

せっかくこんな面白いところだったのに１階から直通で5階に上がってしまったので他の所をほとんど見ることも無く出てきたのはもったいない。

予備知識があればもう少し違う楽しみ方が出来たはずなのに。。。