もう一度、出会いたい

ずっとさがしている「もの」があります。

それは、「詩」です。

ずっとずっと以前、娘が未だ幼い頃、
つけっぱなしにしていたEテレの子ども向けの番組で
「詩」を紹介していました。

谷川俊太郎の詩だった、ということは覚えています。
タイトルは覚えていない、内容もうろ覚えですが・・・
離れている恋人同士?の内容だったと思います。
独特の擬音のリズムがふわふわとしているのに、哀しみを帯びていて
子どもの遊び相手をしながら
詩としては少し長めでしたが、その世界に引きこまれました。

もう一度、見たいな、と思いながら
日頃の雑事に追われ、今ほど何でも気になったことを直ぐに検索できなかったので
たまに思い出しながら、
いつか、いつか、と思いながら
記憶が不鮮明になっていきました。

昨日、たまたま図書館に行く用事があり
谷川俊太郎の詩集、数冊(10冊くらい?)を見てみたけれど
それはありませんでした。
見落としたかもしれないけれど・・・

何冊も目を通さないといけないので
ぱらぱらとめくっていましたが
しまいには備え付けの椅子に座り込んで
しっかり、どっぷり詩の世界に浸ってきました

あの「詩」にもう一度出会いたい。
読んでみたい、味わいたい。