ダメな方

私は犯罪の被害に遭った人を支援するボランティアをしています。

（全国被害者支援ネットワーク http://www.nnvs.org/shien/list/）

支援する人のことを「支援員」と呼んでいますが

支援員になるためには

約半年間の養成研修で、犯罪被害者を支援するための様々な講習を受けながら

電話相談の模擬実習（ロールプレイ）や法廷見学（裁判を傍聴)など

支援員として身につけるべき知識と経験を積んでいきます。

私自身まだ4年目で経験は浅いのですが、この組織運営の為の業務もしてほしいということで今年から研修全般に関わる「研修部会」に所属しています。

今日は養成期間の研修生向けの講習の一環で

被害者に寄り添う支援員としてどうあるべきか、を実演してきました。

裁判所に向かう被害者に付きそう「直接支援」の際

支援員が心がけることはいくつかありますが

支援員AとBの「被害者」への関わり方を見せていろいろと気づいてもらう、というものですが、

ぶっちゃけていうと

「良い支援員」と「ダメな支援員」・・・

私は、その「ダメ」な方を演じてきました～

気づいたことをあげていく中で

私のダメっぷりが良かったせいか、皆さんに『あんな風になったらダメだな』と

思ってもらえたようです。

先輩達には「見事なまでのダメっぷり」と評価されて

嬉しいような

少し悲しくなるような（笑）・・・