Hidden Figures


先日、観てきました。
とても良い作品でした。(ネタバレ注意)

初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの
知られざるストーリー。
アメリカ本国でさえ知らない人が多かったという歴史の事実を
まさに原題が表しています
「Hidden Figures」(隠された人達)・・・
1960年代初頭人種差別が公然と行われ、すべてにおいて
白人用○○、非白人用○○と分かれていたという歴史の事実を知ってはいましたが
改めて映像で見ると、とても奇妙です。
お手洗いも、バスも、職場も・・・
職場に備え付けのコーヒーセットも区別されているなんて・・・
信じられます?

当時のNASAですら例外ではなく
どれだけ能力があっても正当に評価されなかったかもしれない彼女たち。しかし、ソ連との宇宙開発競争に勝つためにはどんな人材だって登用するという上司によって見いだされた彼女達は、黒人で、女性という2つのハードルを乗り越えて見事に仕事を成し遂げます。

人種や性の違いだけでなく
すべての人を勇気づける、そんな内容でした。

映画館で買ったパンフレット。デザインが素敵です。
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日本公開予定の、最初の頃は副題に「私達のアポロ計画」とありましたが
月面着陸を目指したアポロではなく人類初の有人宇宙飛行を目指す
マーキュリー計画」だったので、その副題は外されています。

主役の3人も良かったですが久しぶりのケビン・コスナーも良かった(^^)