転ばぬ先の

先日、なんとなしに見ていたテレビの通販番組で
あっ!これだ!!と思うモノがあり即座に電話して購入。

それは、「杖」
先日こちらに来た実家母も、夫の母も
足腰が弱く、歩くときにだいぶ難儀している。
もしうっかり転んで骨折でもすると(下手をすると)寝たきりになってしまう恐れがある。
偶然にも先日ここに母が来たとき、持っていた傘を杖代わりにして歩かせてみると、歩きやすくなったと言っていた。

杖などで立ち上がる時や歩くときに補助するものがあれば
だいぶ助けになるのになぁと思っていたところに
その通販番組!これは買うべきだ!と即決した。
「同じものをもう一つつけてこのお値段!というフレーズだったので
2人の母用に2本セットで購入。

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4つの点で支えているので安定感があること、と
自立すること、は
足腰の弱い2人の母にとってかなり助けになるだろう。

さっそく届いた「杖」を組み立て、義母のもとに持って行くと
とても喜んでくれた。
自立しているので、倒れている杖を拾い上げたり
探す必要がないので便利やなぁと言っていた。

「杖、なんてなぁ、あんなの持ったら年寄りみたいで要らん(いやだ)と思ってたけど、この前病院に連れて行ってくれたとき傘を杖代わりにして歩いたら歩きやすかったわぁ」
義母にも持っていた傘を杖代わりにして歩いてもらうと歩くときの助けになっていた。

これからは杖を使って歩くと少しは楽になるだろう、でも
義母の言葉を聞いてちょっと気になった。
確かに便利で、まるっきり1人で動くときには安全・安心だけど
「杖をついて歩くこと」が
「それを使わないと満足に歩けない自分」を受け入れることへの心理的な抵抗については全く思いが至らなかった。
もし自分がその立場だったら私もそう思うだろう。

そんな年齢であっても、病気を抱えていても
「それを受け入れる」という気持ちの整理・・・
いろいろ考えさせられた。。。