インナーチャイルド

対人関係で、「些細な」ことで過剰に反応してしまうことがある。

ある程度理性で抑えていても
家族関係の中では
遠慮が要らない分ストレートに出やすい。

その「元」になった物事をいつまでも引きずっていても
何の解決にもならないので
時間を置いて、冷静になってから
解決のための「話し合い」をするなりして
一応の決着をみようとするのだけど

考えてみれば、これまでにも何度も繰り返されてきたこと・・・

本当の原因って表面的な問題だけではないのでは?


先日、つまらないことで夫と揉めた。
感情的に反発した本当の原因を探っていくと
「いつも私ばかり我慢させられている!」ということに気づいた。
夫とのことよりもさらにずっと前、
子ども時代、あるいはそれ以上に昔から?

5,6歳の子どもが拗ねている姿(自分?)が脳裏に浮かんできた。
子どもではあっても、その苦しさ、悲しみ、腹立ちが伝わって来て
それが未だに残っている・・・?


普段は年相応に落ち着いた(でもない?)自分、
多少のことにはそれなりに「合理的に」対処しているけど
自分でも気づかないうちに似たような状態に置かれていると気づくと
即座に反応してしまうのだろうか。

このような心の動きが「インナーチャイルド」と
呼ばれているものなんだろうか?

そういえば以前にも似たようなことがあった。
友人との会話の中で、無意識のうちに母親に甘えたかった?ことが分かった時に思いがけず涙が溢れてきた。
それと同時に
親指姫のような小さな女の子が
身の丈ほどの大きなチューリップを持って微笑んでいる姿が
浮かんできたことがあった。

何故その時微笑んでいたのか分からなかったけど
そんな「自分」の気持ちに気づいてくれてありがとう、と言ってるように思えてきたのがとても不思議だった。