学費

昨日、息子の学費(大学)を納入してきた。
 
これで一応4年分の学費は全部納めた・・・
「やっと終わった~」
 
息子が生まれてすぐ将来に備えて郵便局で学資保険を始めた
「どんぶり勘定」の私は、家計簿をきっちり付けるのが下手なので、
決まった家計の中でやりくりしながら少しずつ、と言っても毎月結構な金額で設定していたので
支払いつづけるのは正直しんどかった
(娘の学資保険は夫の口座引き落としにしている) 
 
我が家の経済は、大きいものは夫、細かいものは私、と分けている。
車を買ったり家の修繕などは夫が出しているので普段大きなお金の動きにタッチすることは
なかったが(収支を見せてもらうだけ)
教育関連や学資保険は私が管理しているので、学費の支払いは私が行っていた。
まとまったお金が動くのを間近で見ると
いろいろしんどかったけど、貯めておいて良かった~と思うと同時に
実質的な収入源である夫に改めて感謝(心の中で)・・・
 
息子が言うには
授業中、寝てる学生がいるけど
「そいつは自分の学費を稼ぐためにバイト掛け持ちしてるから」・・・
 
息子もボランティア活動やバイトもしているけどあくまでも生活費の足しにしたり、
合宿の費用を捻出するためで「学費」というほどではない。
学生でありながら、仕事の疲れで授業中眠ってしまうのでは
何の為に大学に来ているのか本末転倒・・・でもそうせざるを得ない状況を見て
改めて自分の恵まれた環境について感じるものがあるようだ
 
「今日、学費納めてきたよ~(^^)v」
 
「ありがとうございます。頑張ります」・・・
 
バブルと重なり浮かれた風潮の中で学生生活を送った「親世代」と違い
生まれてこのかた、国としてあまり良い思いをしていない「子ども世代」は
社会や将来に対する見方はかなりシビアだ。
そのせいか、経済観念はしっかりしている(無駄使いはしないという程度)
 
これから卒業、就職に向けて悩んだりしんどく思う時が多くなるだろう
親にしてあげられることは全部したので
あとは自分を信じて、がんばれ~って応援するね、と言うと
「よろしくお願いします」と返事が来た。