かぐや姫の育て方

昨日観た「かぐや姫」の余韻がまだ残っている。。。
 
絵柄は手描きっぽくて絵本を見てるような感じ
きれいで完璧な動きをする今のアニメを見慣れると、この絵柄はとても新鮮、かも。
日本人なら誰でも知ってる有名なお話を あえてアニメ化したのは
何故なんだろう? 
なぜ、かぐや姫が月から来たのか、
キャッチコピーの「姫が犯した罪と罰」とは何なのか・・・

罪と罰」については、観た人の想像に任せるということなのかな・・・

かぐや姫のお話だけど原作は「竹取翁物語なんだそう。
そう、翁、おじいさんの話なのだ。
竹藪の中で、かぐや姫を「授かった、託された」と感じ
翁は「かぐや姫」を育てることを自分に与えられた使命として
ひたすらその義務を果たそうとする。
媼(おばあさん)はどこまでもあたたかく、やさしくかぐや姫を育てる。
娘の表情や態度のちょっとした変化を見逃さず、
心情をくみ取り、寄り添い甘えさせる・・・

父親の思う「娘の幸せ」と
母親の思う「娘の幸せ」はちょっと違う
でも、娘の幸せを願っていることに変わりはない
そんなことを思いながら見ていたので少し複雑な思いに駆られた

いろいろな思いが交差して・・・
泣けた泣けた!!!

あのテーマ曲がくせ者なんだよね、もう涙腺決壊・・・
ラストシーンは、不思議な感動に包まれた
なんだろう、この気持ち・・・言葉にできないからずっと余韻が続いているのかしら・・・