There’s nothing I can do...

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”いつか”なんて日はいつまで経っても来ない
 
大人は言うものだ。

「君にもいつか分かる日が来るさ」と。

 いつか、なんて日が いつなのか、それは誰にも分からない。

 その「Xデー」に向けて、こつこつと備える日々。

筋トレを欠かさず、知識を蓄え、イメージトレーニングを重ねて。

 そして、ようやくその時を迎える。

世は特に事もなし。

 なんだ、自分にできることなんて 大したことではなかったんだな。

 おのれの無力感も、そうして続いてきた日常に感謝しつつ、
”いつか飲むつもりだった”寝かせておいたワインのコルクを抜く。

 一切れのパンを頂く。

 これは、誰かの血か、肉か。

 地球上にいる、すべての今まで出会った人達の 安息と感謝をこめて。
 
あなたは地球最期の日、何をして過ごしますか
私は何をして過ごすか、見当もつきません
 
ただ、ぼーっと周囲の様子を見ていることでしょう
(それしかできない)
出来うるならば、最愛の人達と一緒にいたいと思うでしょうか・・・
それすらも望むこともなく静かにその場に佇んでいるかもしれません
 
この素敵な文章(詩)は私のお友達の作です
 
世は特に事もなし・・・
 
気が遠くなるほど遙か昔から営まれてきた
地球の鼓動が止まる瞬間に
立ち会えたことを喜びとして
また、宇宙の藻屑となって消えて行く・・・
 
♪Planet Earth is blue and there’s nothing I can do...
 
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