石化していく馬

毎度のことながら奇妙な夢
 
 
外国映画で見るような背の高い植物・・・トウモロコシ畑のようなところにいる私と娘
私達がいるところだけ、踏み固められたようになっている。周囲は背の高い草?が生い茂っている
その草を刈る仕事をしていたのか、草地の様子を見に来ていたのか
娘と何か話していたが、途中で娘がその草の間に入っていった
私は其処に留まり、娘に何か話しかけて居たがそのうち娘の声が聞こえなくなり心配になって
私も其処に入った
 
外から見ていたとおり、背の高い植物が密集して中はだいぶ薄暗い
娘の姿が探そうと目を凝らしてみると
大きな物体が・・・
それはどうやら石などではなく、動物が横たわっているようだ
 
更によく見ると、馬だった
動かない馬
馬が死んでいるというよりも、「死んでいく馬」
びっくりしてさらによく見ると他にも何体かの同じような「馬」が・・・
うずくまる馬の姿はやがて石になっていくような、そんな感じに見えた
「!!!」
 
娘の名前を呼びながら慌ててそこから出た
 
何故かそこでいきなり場面が変わって、東南アジアのどこかの国のような
或いは昔、私が見た沖縄の市場のような屋台が立ち並ぶところにいる娘
 
「何してるの!?」と心配する私をよそに娘は
「馬、見た?」と言った
 
その後は普通に会話しながらその通りを歩いている私達・・・
 
 
 
 
馬だの、死んでるだの、草地の奥深くだの・・・
わからなくはない、だけに
なんともいえない変な感じ
 
死んでる馬は、ビックリはしたけど恐怖感はなかった
まるで石のようにそこに静かに居るという感じ