「琉球空手、ばか一代」

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参考までに・・・
 
書店で見つけた変な・・・「変わった」感じ・・っぽい本。
 
表紙の絵がまた、なんともバカバカしくってちょっとそそられた(笑)
 
 
昔々、実家の父がまだ若かった頃、我が家には父の仕事関係や友人などがよく来ていた。
土地柄、絶対(?)アルコールはつきもので、最初は難しそうな顔で話していても
アルコールが回ってくると盛り上がり、歌を歌い出したりしてとても賑やかだった。
多分、近所迷惑だったかも・・・でも、近所もそんな感じだったのでお互い様だったのだろう。
どこからも苦情を言われたことはなかった・・・「お父さん、元気だね~」とは言われていたけど・・・
 
父は、呆れるほど大音量で、沖縄民謡から、十八番の「長崎は今日も雨だった」、出身大学の校歌
出身大学の「ライバル校」をコケにする卑猥な歌(笑)、どこかの大学の校歌、どこかの大学の寮歌など
いろんな歌を得意そうに歌っていた。
 
子供にはちっとも面白くなく、うるさいだけなので
「もう、おとーさん!ちょっとうるさいんじゃないの~?(怒)」と文句を言うと
嬉しそうにさらに音量を上げていた。
 
 
歌だけでは飽き足らないのか、たまに「空手の型」を披露していた。
どういう流れでそんなことをしていたのかわからないが
酔っぱらいなので、誰かのリクエストに応えていたのかも。
 
高校時代は空手部だったというのは聞いていたけど
なにも今、ここでしなくても良いでしょう?と思春期の娘としては
なぜかその時は上半身は裸になり、真顔で型を演じている父が
とても気持ち悪かった(笑)
 
 
・・・ふと、その父の姿を思い出し、つい釣られて買ってみた。
まだ途中だけど・・・
作者はかなり空手に思い入れがあって、空手のルーツである琉球空手を習得する?するにいたる話、らしい。
 
 
そう言えば、結婚する前、地元自治体主催の「フランス語会話」という講座に
行ってたときの講師が、フランスから空手を学びに来ていたフランス人だった。
「沖縄は空手の本場だからね」と言っていた。
その時初めてその事実を知って驚くと、向こうも私のリアクションで驚いていた。
 
最後まで読み通せるかな・・・?