南国にも「秋」

母から電話。

大体午前9時~10時頃に掛かってくるのは、母から。
「だー、あんたの声、聞いてから仕事しようね~」と
あれこれ世間話が始まる。
(ちなみに「だ-・だぁ」は、何かを始める前に言うときの「さぁ」「では」みたいなニュアンス。よく使う言葉の1つ)

ニュース番組などで見る、ヤマト(本土)の紅葉の景色が美しくて
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき、という和歌を思い出した。沖縄で秋を感じるにはどこに行ったらいいだろう、と思い、ススキを見に行った、というのが今日の話題。

「ススキ?お母さん、それ、サトウキビじゃないの?」

「ススキもあったよ」(笑)


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直立するサトウキビの花

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近くでも見るとほのかに紫っぽく見える

サトウキビは、ちょうど今頃ススキに似た穂花をつけるので、
これが秋の風景と言えば言えなくもない。
秋を感じるためにススキ(≒サトウキビ)を見に行く、というのはうちの母くらいかもしれない(笑)

子どもの頃はずっと穂花の付いたサトウキビを(も)ススキと思っていた。
というか、本当のススキかどうかなんて考えたこともなかった。

ちなみに、我が家の近くのススキは・・・
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そうそう、これこれ!