わけわからん

8月12日早朝、義母から電話。

「お父ちゃんが昨日の夜中から食べたもの全部吐いて苦しがってる。
どうしたら良いか分からなくて○○ちゃん(夫)に相談しようと・・・」

えっ!?どうしたも何も
救急車を呼んで病院に連れて行った方が良いに決まってるじゃないかと思い
「救急車を呼びますが、良いですね?」
私の住む過疎の村では救急車を呼ぶことは恥という意識が強い、が今はそんなことを
言ってられない。母も病気を持っていて無理をさせられないので
私が夫実家に行き、救急車に同乗することにした。

夫実家に到着するとストレッチャーに乗った義父が
救急車に乗せられているところだった。

義母だけかと思ったら、ん?義妹夫婦がいる。
聞くと、前日から帰省していたという・・・

慌ただしく救急車に乗り込みながら頭の中が混乱していた。
義母、義妹、その夫と3人も「オトナ」がいながら
早朝まで、ただ苦しむ義父を見守っていたのか???

私は、これまで義父とは様々な確執があり、
必ずしも「大事にしたいと思う人」ではないけど
苦しむのを見続けるほど意地悪は出来ない。
胃液を吐くほど苦しんでいる人間が目の前にいたら、
病院に連れて行くか救急車を呼ぶかどちらかを選択するだろう。
しかし、何故そんなこともせず、
「頼りにしている長男」に「相談」(?)するのに
寝ているのを起こしたら悪いから、という理由で
早朝まで電話をするのを控えていたのか全く意味が分からない。
呆れるのを通り越して不気味な感じさえした。
気を使うべき相手は、長男ではなく目の前の病人ではないのか???
たまにこういう意味不明なことをする夫の家族のそういうところって
イライラする・・・

義父は、結果的に緊急手術をすることになった。
かなり無理をしていたようで、一日遅れていたらかなり危ない状況だったらしい。
あまり病気をしたことのない義父は、入院はいやだ、とゴネまくり
いったん帰宅したものの無理をして、一日に二度も同じ病院に行くことに。
最初の所見で、CTの画像等見ながら医者から、ここがこういう理由で炎症をおこしているので、出来るだけ早く手術した方が良い、と言われているにも関わらず
「食い過ぎてたからや」と言い、事の重大さを矮小化しようとする義父・・・
義母も「前日に食べた○○が悪かったんちゃうやろか」

ちーがーいーまーすー!!
食い過ぎでも、食当たりでもないってば・・・
(いや、それも遠因かもしれないけど)

なんかもう、発想が江戸時代か?というくらい「昔の人」過ぎて
情けない。。。

手術は成功し、経過を見るためにしばらく入院することになった。
もう少し早く受診していたらあんなに苦しまなかったのに・・・
病院に行くことを勧めても、「俺は病気じゃない!」って言う人だし・・・
今回のことで何かを学んだだろうか・・・?