ろう・ば・しん

真夏とは言え、外出先でクーラーが効き過ぎて体調を崩してはいけないから
薄手のガーディガンを持って行きなさい、と娘(少し風邪気味)に言うと
「荷物になるからイヤだ」
「体調を崩してから後悔しても遅いよ」

「・・・老婆心で忠告しておくわ」とトドメを指したつもりが

反応がないので
「もしかして、”老婆心”って知らないの?」と聞くと

「(漢字を)見たことあるよ。老いた馬の・・・」

はぁ?

まさか、「老馬身」!?
オイオイ、そんなの聞いたことないぞ

競馬で老いた馬がしゃかりきに走って1馬身の差を付けて優勝~!という絵を
思い浮かべて、爆笑してしまった。

見た、という記憶の中身も違ってるし
(というかそんな日本語はない。・・・競馬用語で、存在するのかな?)
「大体、今の話の流れで、老いた馬が出てくるのっておかしいでしょ」
「うん、だから変だなと思った」


ちなみに、「ばしん」は、「馬身」ではなく「馬」の「心」だったみたい・・・
なんでアタシが「老いた馬の心」で忠告してるのよ(笑)

せめて、学校を卒業するまでには日常的に使われる慣用表現くらいは
しっかり覚えていないと社会に出たらマズイわよ。
ホントに大丈夫かな、うちの子
日本語が発展途上過ぎる~