完璧な桃

催眠療法ヒプノセラピー)を受けていた。

セラピストが「ハートチャクラを開きましょう」と言う。
ハートチャクラ?開く???
簡易ベッドに横たわり、両手(指)を重ねて胸の間に置くように、と言われ
「手を置いているところにハートチャクラがあります」(そうなのか~)

目を閉じて、自分の心をイメージするように言われ
ピンクのふわふわ漂う球体が浮かんできた。
それを遠巻きに眺めている女の子がいる。自分自身かと思い近づいてみると
なんとそれは、私の母だった。母のアルバムで見た、子どもの頃の母だった。

なぜだか、その「子ども母」は寂しそうだった。
私と「子ども母」はピンクのふわふわボールをなでたり触ったりして笑い合う。
いつしかそのピンクのふわふわと「子ども母」がいなくなった。

困ったな、と思っていると
眼前に高くそびえる二つの山が見えてきて
その間から、マンガやイラストで表現されるような形の「桃」が出てきた。

薄いピンク色の桃・・・
手にとってみると、ずっしりと重たくてうぶ毛の感触もあり、
みずみずしさが感じられてとても美味しそうだった。

「いい桃だ!いい桃が入ってきた!」
・・・どこからかまるで八百屋の呼び込みのような男性の声?が聞こえてきた。

「ピンクのボールはどこに行きましたか?」とセラピストに聞かれた私は
ボールはなくなったけど、その代わりに桃が出てきたと言った。

「では、その桃を胸の中に入れましょう」
言われるがまま、手の平にずっしりとした桃の重みを感じながら
私はその桃を胸の中にゆっくりと治めた。

「完璧だ!完璧な桃が入った!」
自分の声でそう言っているのが聞こえてきた。
かなり満足した(^^)




夢だったけど
不思議過ぎて夢じゃ無いような気も・・・?