おギフさん

自分の一生の仕事と思ってやっている仕事と
家業としてやっている仕事、の2つをこなしている夫

今日は、いつもトラブルの種を持ってくる義父が
話したいことがある、と言って来たので
またややこしいことを持ってくるんだろうな、と思っていると
案の定・・・

私は話し合いに入らず、夫と義父の二人分のお茶を持って行きながら
話し合いの現場に入ると・・・
世間がどうだとか、俺の顔も立てろ等と
ごちゃごちゃいう義父にイライラした様子の夫

ああ、これはマズイ状況だわ
そのうち、義父がキレるかもと心配していると
ヒートアップする義父に夫が
理路整然と、穏やかに自分の考えを話していた。
(どっちが親なんだか)
結婚当初、義父に(威嚇するような)大きな声で
言われっぱなしだった頃を思うと
ずいぶんオトナになったわね~と思った

まだもの言いたげな義父になんとかお引き取り願い、
走り去る義父の車を見送りながら
ぼそっと、夫が言った
「ああいう身内からの『つまらんの』が一番かなわんな」

「大丈夫?」
「何が?」
「いやいや、どうかなと思って」
「まぁ、しゃーないわ」
「そっか」


嫌だわ、あんな人、でも私のおとーさんじゃないもーん、と言っても
逃れることは出来ない?
ああ、めんどくさい
でも、つきあわなきゃいけない

なんとかなりますよーに・・・



※「おギフさん」
便宜上、言葉の上では「オトウサン」とお呼びしていますが
昔、いろいろあったので、私は彼のことを「オトウサン」と発音したくなくて「おギフさん」と・・・(笑)心の中だけでね