思い起こせば

先日の都議会の「セクハラやじ」・・・
 
個人的にとっても尾を引いています。
 
私にも思い当たることがあって、
久しぶりに当時のことを思い出して、さすがに涙ぐむことはないけど
それでもあの時感じた「砂を噛むような」悔しくて悲しい気持ちがぼんやりと思い出されます
 
 
「お前みたいな女は恥や!」
 
「お前みたいな女」、って私の一体何を知っているのでしょう?
「恥」・・・子どもを産めない(妊娠する前)ことが?
まだ妊娠していない私を「恥」と罵られたことは、
私のような女を産んだ母すらも罵倒されたような気がして二重に切なくなりました
 
約20年前のことですが
婚姻により縁が出来た「他人」(義父)に、自分の存在を根底から否定されるという体験は
あまりにも衝撃的でした。
 
何故、私の「体」のことで公の席でこんなに言われないといけないんだろう?
妊娠は私一人の都合ではないのに?
私の妊娠が義父と何の関係があるんだ?
核家族で育った私には「家」意識がよく分かりませんでした)
 
その場で思わず泣いてしまった私ですが・・・
 
しおらしく終わらないのがワタクシでして・・・
 
その後、なだめる義母と義祖母の前で結婚指輪を外して机に叩きつけ
「もう私とはご縁が無かったと思って下さい!」と言って
その場を離れたのでした。
 
時折、ふと思います
そのまんま「ご縁」が無かったら・・・
 
あっそういえば、今日は・・・
おやおや・・・