伝承

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毎年、実家から送られてくる地元新聞社発行のカレンダー
 
沖縄は地理的な理由で、こちらで購読できる大手3紙(朝日・毎日・讀賣)が購読できないので
ローカル新聞社(沖縄タイムス琉球新報)のどちらかを購読するのが一般的。
地元新聞といっても、日本復帰以前の、米軍統治下での言論の中核を担ってきた歴史があり
地元と当時の米軍・アメリカ合衆国、日本政府とも渡り合ってきたというプライドがある。
 
おっと!
そんな固い話はさておき・・・
 
二紙競合の中、一つの県の中の中で購読者を取り合う形になるので
少ないパイを奪い合う中、他紙との差別化を図ることで部数を伸ばす努力をしている
文字を読みやすい大きさに変更したり、カラー刷りを増やしたり、定期的に発行される小冊子、そして、
年末に配布されるカレンダー・・・
 
普通の風景写真のようなどこでもありそうなカレンダーではなく
ものすごく、ローカルなカレンダーで、帰省するたびに私が「いいな~、これ!」と言っていたので
いつしか実家父が新聞社に頼んで多めにもらってきては私に送ってくれるようになった。
 
今回のカレンダーのテーマは「沖縄の風習」ということで
一年間や人の一生のうちの儀式などが取り上げられている。
ちなみに一月は、「先祖崇拝」・・・お正月や、お盆などことあるごとに「本家」に親戚一同集まって
先祖に祈りを捧げる、ということをしている。
 
そうそう、そうだったな~・・・
子ども達の体の半分はウチナンチュなので、こういうものを通して
母親のルーツの一端を知ってくれたらいいかな、、などと淡い期待をしたりして・・・